先月、いつも「ちば・幕張豊砂ビーチクリーン」に参加され、拾い集めた漂着したPETボトルを、リサイクルのために回収いただいている「リソースガイア(株)浜野工場」を、豊砂BWのメンバー6人で訪問し工場見学をさせていただきました。
到着後、事務所にて工場長の蕨様からPETボトルの再処理工程や再処理後のプロダクト製品などのお話しをお聞きし、青いヘルメットを被っていざリサイクル工場へ。
工場らしいなかなかの騒音の中、各処理工程についての説明を拡声器を通して聞きながら、各地から持ち込まれたPETボトルが順々に処理され、最終的なフレーク状の素材になって行く様子を見させてもらいました。
再処理工程で特に印象に残ったのは、最終的に良い品質の再処理材料を得るために、自動処理や手作業で何度も繰り返し行われる品質検査処理でした。
また、工場見学を実施している間も、各地からPETボトルのゴミが持ち込まれ続けていましたが、工場で再処理工程を見た後では、とても貴重で頼もしい資源の様に感じられるようになったのが不思議です。
工場見学を終え事務所に戻った後は、PETボトルのリサイクルの実態や、メーカーや地域に依存して再処理を困難にしている問題点などをお聞きし、一口にリサイクルと言っても一筋縄では行かないものだなと実感しました。
見学させてもらった工場内や、聞かせてもらったお話しなど、これまでに蓄積されてきた技術スキルや運用のノウハウが詰め込まれたもので、今回はとても良い体験・見聞をさせていただきました。
ご案内いただいた蕨工場長や、様々な場面でご準備・ご対応いただいた「リソーズカイア(株)浜野工場」の皆さま、大変ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
今後も、海岸清掃ボランティア団体とリサイクル企業と立場は違いますが、関係を続けさせていただき、環境についての何か「次のこと」を生み出して行ければと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
尚、次回のビーチクリーンは来週末の1/18(土)となります。
まだまだ堆積している漂着ゴミが大量にあり、海ゴミ拾い放題の浜辺ですので、また多くの方々のご参加をお待ちしております。
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最初は事務所にて、再処理工程や再処理で生み出される製品などについての説明を受けました。
ご案内いただいた蕨工場長。産業廃棄物に加え、今は資格を得るのが難しくなっている一般廃棄物の処理が可能な工場であるとのこと。
青いヘツメットを被って、沢山のPETボトルが積まれた工場内へ。
そのままでは使えないPETボトルの自動選別装置を間近に見学。
いくつもの工程を経て、良質の再処理材の抽出を行います。
フレーク状の再処理材の見学。
工場見学後は、事務所でリサイクル処理の実態や、様々な問題点などについてヒヤリング。
一緒に参加した神谷千葉市長とのミーティング写真や、これまで参加いただいたビーチクリーン活動の写真や実績などを展示いただいていました。
一通り工場見学を終えて。
蕨工場長を始め、ご準備・ご対応いただいた「リソースガイア(株)浜野工場」の皆さま、大変ありがとうございました。
再処理を待つ、「ちば・幕張豊砂ビーチクリーン」で回収されたPETボトルたち。
こうした共同活動を続け、新たな「次のこと」につなげて行ければと思います。
今回は、とても貴重な体験・見聞をさせていただき、ありがとうございました。
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